今回見学の一番南に位置するのが綿業会館。
![]() 1928年に岡常夫氏(当時東洋紡績専務取締役)の遺言で100万 円の寄付を受け、 関係業界からの醸出金50万円を加えた150万円を基金に綿業会館建設が決定されました。 同時期、大阪城天守閣の再建を望む市民から寄せられ た寄付金も同じ150万円。 現在の金額だと60~70億円になるそうです。 各部屋はさまざまなスタイルを持っており、世界各国の来賓や、 会員の好みに応じて好きな部屋を選んでもらいたいという設計者の配慮によるものです。 談話室 ![]() 天井が高く、陶板のレリーフが見事です。 ![]() エレベーターの脇に各階からの郵便物が1階まで落とせるようになっています。 ![]() イギリス調の貴賓室 ![]() テーブルの脚は猫脚 ![]() 床は寄木細工 ![]() 隣は鏡の間と言う会議室 ![]() 時計の板は木目調の大理石色あいが柔らかい。 足元の床も大理石で、アンモナイトの化石が見えた。 ![]() 手の込んだ時計やドアやシャンデリア。照明が暗く細部を写せなくて残念。 ![]() 驚きの調度品ばかりでした。 ![]() 船場ビルディング ![]() 大正14年に建築。当時は職場と住宅を併せ持つ画期的なビルとして注目されたそうです。 玄関入口からスロープがあり、トラックや荷馬車などを引き込むのに 便利な機能が備わっています。 床はレンガのように木材を埋め込んであります。 ![]() 両脇にオフィス。パティオになって、空が仰げます。 ![]()
by tosa4351
| 2012-10-06 15:31
| 建物
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Comments(10)
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こんにちは!
これこれ!船場ビルディング私が依然たまたま見つけて感激! 今は、色々テナントも入っているのですよね あぁパティオって言ううんですね ここからの眺めも時代も国も違うような錯覚に陥ります。 NHKのレンドラでも使われたような気がしますが。 そんなツアーがあるんですね。やっぱり大阪です。 たくさんありますもんね、古い建物が。行ってみたかったなー
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すごすぎ~(^◇^)
想像もつかない金額にビックリです。 写真でもこんなに感動するんだもの、肉眼でみたら気絶しちゃうかも(笑)本当に素敵ですよね。こんな建物が実在するんだもの・・・大阪ってすごい!!!
億? んん十億?
なんだそりゃ~~~~~~~~(絶叫) クリムトの絵画みたいな壁 宇宙みないな部屋 猫足テーブル これはテーブルが意志を持って動くと思うな。うん。 アンモナイトに寄木の床? ふえーーーー パティオのある事務所? ああ こんなところで働いてみたい オーナーになりたいと思わないところが 身の程を知ってるでしょ(笑)
たーちゅのははさん♪
そうなんですよ、以前仰っていた船場ビルディングに会えました。 走るように通り過ぎたのでよそのブログに2階からの眺めが一番良いそうですがじっくりと見たかったわ。 北浜までの通りにはレトロ建築が残っているようです。 時代が遡るような懐かしい、このビルができた頃の時代を想像してしまいます。 いい機会に参加できました。200人応募で7倍の確率だったみたい。 結構女性も多くてレトロ建築が人気なのが伺えました。
daimonさん♪
寄付金の額が半端じゃないですよね。 義援金の額も企業の其々が多く出してて、善意の気持ちとは言え凄い心意気です。 東京は数も規模も素晴らしいと思います。 関東のレトロも興味があって、機会があればまた行ってみたい^^;
ちいこさん♪
あんまり沢山目の保養さしてもらって豪華さに麻痺してしまう、絢爛さでした。 大阪商人はケチな所があっても、ここぞという時は大金を惜しまないそうですから 市民自ら出資して建設することが結構多かったようで、こころ温まりますね。 陶板のレリーフ、かなりの面積を占めていますよ。 クリムト風やね、 そうそう余談ですがTさんはクリムト風をお人形の服用に刺繍して作っていました。 猫脚は夜に人知れず歩いているのかね? なるほど!それは知らなかった。 以前皆さんと行った、アリスのお店のビルを思い出すね。 パティオはおしゃれな西洋長屋って感じの人情飛び交いそうなところでしたが はてさて、ちいこさんは似顔絵屋さんの隣のお店かな? ![]() すごいですね倍率!そうですね、又ゆっくりご一緒したいな、アトリエにも行きたいし。 早々船場ビルディングの二階のトイレだったかな、タイル張りで。 なかなか面白い作りだったような。階段の欄干もおもしろいですよね? ところで今思うと、勝手に入ってよかったのかな、まぁお店もあるしですね。 入口左側の小さなお店開いていましたか? 若い女の子?が小物売っていました。入口上にお店の看板みたいなのが掲げてなかったかな?記憶定かでないなー ねぇますます又行きたくなったでしょう? ![]()
たーちゅのははさん♪
なんのお店が入っていたかも解らないぐらい急ぎ足で見たので、残念ながら小物を売っているお店、興味あるわ。 日を変えてゆっくり行きたいですね。 HPを見ると見学の方は事前に連絡くださいとありますが、大勢でなければ大丈夫じゃないかしら。 周辺にもいっぱい建物があるかあら探索もいいですねー
素敵ですねぇぇぇ
大阪レトロ建築探訪 こういうものに、興味のないCOCOパパ・・・・ いつか、誘ってやってください よく話題に出る、亡き母方の祖父は 戦前、船場で紙屋を営んでおりました その頃の話をよく聞かされ、かつてのいろいろな会社の佇まいの素晴らしさ 大阪の橋の特徴をイメージしていたものですが こんな感じの建物を表現していたのではないのかと 懐かしく見させて頂きました もし元気に生きていたら、こういう建物を懐かしく、歩き回るのだろうと 祖父を想像しています 日本基督教団浪花教会・・・・ ひゃああああ 母校の清心館かと思いました 今日は、懐かしい写真ばかりで、とても嬉しいです
COCOママさん♪
そちらのフラワーフェスタ素敵ですね! ダリアの花の色とりどり花絨毯見事でした。 近くなら行ってみたいけれど、ママさんのブログで見させて頂いて満足です。 曽爾高原は上まで登られたのですね。さぞ眺めが良かったことでしょう。 この時期一度はすすきの広がる高原をみたいですね。 こちらの夜は流石星が綺麗でした~ 実りのある連休でしたね。それぞれにCOCOちくちゃんたちを連れて行かれて 家族一緒なによりでしたね。 御祖父さまは船場で紙屋さん、活気があった当時を私も是非お話を聞きたいです。 そういうお話を聞くことはある意味宝ですね。 古い建物を見ているとその時の人々や周りの様子などが想像されて、今より不便だったかもしれないけれど、豊かな創造性を持っていたような気がします。 清心館もヴォーリズの設計だったんですね。 きっと思い起こされる共通の物があるのでしょう。 こちらこそ見ていただいてありがとうございます。
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